確かな理論に基づいた運動を

ゴールデンエイジというものをご存知でしょうか?

運動神経は遺伝、つまりセンスで決まると思われている事がほとんどですが、実は誤りです。

人の成長は、なんとなく20歳まで続く・・・というイメージですが、運動神経に関しては異なります。

子どもから大人になる成長の過程で、3〜14歳の期間は神経発達が著しい時期となります。

また、12歳の時点で役90%完成され、14歳の時点で成長が完了します。

その為、一生涯の運動神経は『3〜14歳の間にどの様な運動を経験したかで概ね決まります』

簡単に言いますと"運動神経を鍛える事ができる、一生で一度のチャンス"です。

ここでチャンスを活かさないと、将来運動は苦手・嫌いと思ってしまう可能性があるのです。

*もちろん成人でも運動神経を鍛える事は可能です。また、年齢による発達には個人差があります。

3〜14歳というと、かなり身体の大きさや運動能力、また思考能力にも差があります。

ゴールデンエイジは、更に細かく3つの期間に分けられます。

プレゴールデンエイジ 3〜8歳

様々な動きの身体運動を身につける時期です。3歳頃の子どもは、とても活発に動き回ります。

まだ身体を思った様に動かす事が難しい時期で、走っては転んだり、物を掴んでは落としたり投げたりします。

これらは実は、運動神経の発達・成長に必要な刺激の本能的な欲求です。

様々な動作によって神経が刺激され、運動神経が発達するのです。

この3〜8歳の時期に、様々な遊びやスポーツを経験する事がとても重要です。また、色々なことに興味を持ったりすぐ飽きたりする事は、運動神経の発達に必要な刺激の本能的な欲求であるため、つまらないと感じている事を反復される事より、様々な運動・動作に興味を持たせ、実践する事が大切です。

ゴールデンエイジ 9〜11歳

身体の神経発達が著しく成長している中で、脳の成長も成人へと近づき、理解力が高まります。

神経発達が著しく進み、且つ大人と等しい理解力が同時に伴う時期がまさにゴールデンエイジの真っ最中です。この期間は10ヶ月程度とも言われています。

この期間は様々な難しい動作や技術の習得が瞬時に行えるわずかな時間、奇跡の期間です。今までできなかった事が、すんなり出来る様になったり。初めて挑戦した事が、みるみるうちに上達したり。非常に驚く様な成長や成果が見られます。

ですが、脳が成長し理解力・思考能力が発達してきた段階で『運動神経が発達しているか否か』が、ゴールデンエイジを活かす境目になります。

ゴールデンエイジを迎えた際に、運動神経がより発達している方がいい事はお分りいただけたでしょうか。その為に、9歳未満の頃から運動やスポーツを習う、といった事は一生の財産を築く入り口にもなり得ます。

ポストゴールデンエイジ 12〜14歳

この時期には既に運動神経の90%が形成されていると言われています。

以降は運動神経の発達が起きず、ここまでに形成された神経系を使って、いかに身体を動かすかというトレーニングになります。

かつての様な急成長は難しくなりますが、より脳が発達し、思考しながら運動する事で質が向上します。

その為には、動作やトレーニング方法の確かな理論を学び、実践、反復する事が不可欠です


成長期によくある怪我や痛みは予防できる

確かな理論に基づいた運動を重ねることで、運動神経の発達だけではなく、怪我や痛みを予防していく。年齢別に合わせたクラスにはそんなメリットがたくさんあります!

かけっこ&アスレチック 小学1〜6年生

小学1〜6年生という世代

非常に好奇心が旺盛で、様々なことに興味を持ちます。それは運動神経を発達させる為に必要な、身体への刺激を求めている為です。

かけっこ教室では、子ども達の遊び心を大切にし、"走る"動作の練習を通して、跳ぶ・止まる・切り返す・タイミングを合わせる・バランスをとる・反応する等、身体と脳へ様々な刺激を与えます。これにより身体の成長はもちろん、様々なスポーツへの適応力や、4年生以上になってからの更なる成長への基礎を構築します。

ランニング&アスレチック 中学生〜大人

中学生・高校生〜大人

運動神経の発達はこの頃にほぼ100%完成する為、人生においてとても重要な時期となります。また、運動神経の発達と同時に脳の理解力も大人へと近づき、身体の適応力と脳の理解力が重なるわずかな期間です。

より高度な運動や動作の実践を、理論の理解と同時に行う事が重要です。その為、指導を受けながらトレーニングを行ったり、中学生〜大人など、より理解力の高い世代と一緒に運動を行う事が重要となります。

中学生

運動神経は既に完成され、以降は今まで培ってきた運動神経をどの様に上手く使うか、といった事が重要になります。

数年前までは新しい事がすぐ出来たが、時間がかかる様になった・・・と感じることもあります。ですが、理解力や思考力はより向上している為、尚の事一つ一つの動作やトレーニングに対する知識と理解が重要となります。

 また、成長期特有の怪我が多い時期でもあります。俗称では成長痛と呼ばれる膝の痛み"オスグッド症"や、かかとの痛み"シーバー症"。そして成長期における腰椎椎間板ヘルニアの好発年齢は14歳でもあります。

これらは適切な身体の使い方やトレーニング方法を実践していれば、予防することや改善できる事がほとんどです。

高校生〜大人

日常生活での健康運動から、取り組んでいる競技スポーツなど、全てにおいて基礎動作となる"走る"事を身につけておく事が重要となります。

生涯スポーツや運動に親しむ為に、誤ったクセや姿勢での運動を続ける事は思わぬ怪我の原因になります。

若い世代では、"ランナー膝、ジャンパー膝"や、急に起こる怪我としては、"肉離れ"や"捻挫"などのリスクを下げる為に、正しいトレーニングや動作、姿勢は重要です。

また、年齢を重ねるにつれ起こりやすい膝の怪我として"膝軟骨軟化症"や、腰痛として"脊柱管狭窄症"などが挙げられます。

これらを予防する為には、適切な運動による正しい動作の獲得や筋力、柔軟性の維持が不可欠です。

 競技を行なっている方は、競技力の向上のために。そうでない方も、健康づくりの一環として"走る"事をベースとした運動を生活に取り入れる事は、とても有意義なものになるでしょう。